入試に役立つ理科実験「力について」
大分セントポルタ校
こんにちは。理科実験教室を担当している望月です。
今回は、理科物理分野の基本である、
「力」について、です。
これは、滑車を組み立てているところです。
太いひもで、滑車やおもりがぶら下がっていますが、この写真のなかにすでにいろいろな「力」がはたらいています。
写真の中、赤で「下にひっぱる力」をいくつか書き込んでみました。
(力の大きさはここでは深く考えません)
・滑車を下にひっぱる力
・おもりを下にひっぱる力
これらは、
ひもからそれらをはずしてみると、下に落ちることからわかります。
この、物体を下にひっぱっている力のことを「重力」といいます。
地球上にあるものすべてに重力ははたらいているので、写真の中にみえるすべてのもの、
・机の上に置いてあるおもり
・滑車を支えている台
・ひも
・机
・人(手が見えている)
・・・などあらゆるもの。書き込んだらきりがありませんね。
支えがなければ、すべてのものは「下に落ちる」のです。
ではなぜ、滑車やおもり、机や人は下に落ちず止まっていることができるのでしょうか?
それは「支える力」が存在するからです。
書き込んだ「上向きに支える力(ここでは力の大きさは深く考えません)」があることで、
・滑車は落ちない(動かない)
・おもりは落ちない(動かない)
支えているのは、ひもや台ですね。
机や人が落ちないのも、足元の「床が支えている」からなのです。
力は目に見えないものですが、いろいろな力が支え合って、
私たちも生活できているのです。
そう考えると不思議ですね!
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