理科実験教室“ラボ・スタジアム”「葉っぱが緑色の理由」
こんにちは。理科実験教室を担当している望月です。
今回は、
・葉っぱが緑色の理由
についてです。
みなさんは、植物、というと、「緑色の葉っぱ」を
イメージしませんか?
ほうれん草の葉っぱを乾燥させてパウダー(粉)状にしたものを
アルコールに溶かしてみると、
緑色の液体になります。
こうしてみると、緑色の成分は、
アルコールによく溶ける物質といえます。
この成分を「葉緑素」といいます。
これが含まれるため、植物の葉っぱは緑色なのですね。
植物はこの葉緑素(を含む「葉緑体」)に光をあびることで、
・光合成(光をあびて栄養分をつくりだす働き) をしています。
そのため、植物は緑色なのですね。
この液体に懐中電灯の光をあててみると、
「赤い光」が見えます。
これはどうしてかというと、光をあびた「葉緑素」がそのあと外に出す光だそうです。
難しい説明なので、はぶきますが、
・緑色の液体に、光をあてると、赤い光が見える。
という不思議な現象ですね。
理科実験では、日頃気をつけて見ていなかったり、特殊な条件を与えたときのみ
見られる現象があったりするので、
実験中は、目を離すことができませんね!