解答・解説の活用が、「使える知識」を形づくる!
こんにちは、慶林館別府校の伊原です。
みなさん、答えの丸つけは自分でできますか?
学習の初期段階では、自分で○×の判断が難しいなどの理由から、
丸つけを人にしてもらう場合があります。
ただ、先々は中学受験、高校や大学受験のレベルまで学習していくことを考えると、
「丸つけをじぶんでできる」「解説を読み学ぶことができる」は
自立的な学習者になるためには不可欠です。
そして、解答・解説は、どのレベルまで活用できていますか?
①丸つけに使う
②解説を読む
③解説を再現しながら、問題を解き、正解する
解答・解説の活用レベルが
「①丸つけに使う」だけで終わる人は、
昨日は〇だったのに、今日は間違えたということがよく起こっていませんか?
知識が不安定なまま学習をおえているので、
〇になったり×になったりと、安定した知識になっていないのです。
「②解説を読む」まで使えている人は、あと一歩です。
時間がたつと「これっぽい」「こんな感じ」と
答えの根拠があいまいになっていませんか?
読んだだけでは、借り物の知識なので、完全に自分の血肉にはなりません。
「③解説を再現しながら、問題を解き、正解する」
の深さまでの活用ができるあなたは、
まるで自分の名前を書く時のように、
無意識にすらすらと正解が浮かんでくるでしょう。
知識を「使えるレベル」にまで引き上げることができている証拠です。
「知識が使える」とはどのような状態かというと、
朝起きて「おはよう」というのと同じ感覚です。
「こんばんは」か「おやすみ」かなど迷わず、
「早い時間だから、おをつけて。。。」とか考えることもなく、
「おはよう」と自動的に口が言っているでしょう。
それと同じです。
状況に対して、自動的に表現が出てくる段階、
問題をみて、自動的に正解が出てくる段階を
「使えるレベル」と言います。
教科や問題形式、問題レベルなどによって
取り組み方は変わるところはありますが、
この「使えるレベル」に到達するには、
解答・解説の活用を、
現在の自分に合った適切な質や量で取り組んでいくことが
大事です。
目標達成。夢実現のために、
解答・解説の活用法を学んでいきましょう!