大分・中津・別府の個別指導

慶林館ブログ

理科実験教室“ラボ・スタジアム”「象の歯磨き粉」

こんにちは。理科実験教室を担当している望月です。
今回は、「象の歯磨き粉」の実験です。

メスシリンダーに、
・過酸化水素水(取扱注意の薬品です)
・洗剤
を決められた量ずつ入れた後、
・ヨウ素溶液 を量りとって、注ぎ込むと、

象の歯磨き粉実験

写真のように、
メスシリンダーから吹き出るように、色がついた泡がどんどん出てきます。

まるで「象が使うくらい太い歯磨き粉」のようだ、と
この名前がついている実験です。

なぜ、このようにふきだしてくるかというと、
・過酸化水素水・・・もともと酸素を多く持っていて不安定な物質
に、「触媒(それ自体は変化しないが、反応を促進する)」である、
・ヨウ素溶液
を注ぐことで、「酸素」が大量に発生します。

最初に「洗剤」を入れてあるので、洗剤と発生した酸素で、泡がどんどんできるのですね!

※この実験は、薬品の扱いや発生した酸素の扱いなど、注意点が多いので、
「理科実験教室」など、先生と一緒に取り組むことが必要です。