「写真写りが悪いんです」
修学旅行の集合写真や、身分証用の出来上がったた写真を見て、
「写真写りが悪い」とがっかりした経験はありませんか?
私の連れ合いの運転免許証の写真など、「この顔にピンときたら110番!」
何とも人相の悪い「指名手配犯顔」です。
表情のことなど気にしないで、無頓着に映っているとお考えのかたもあるでしょうが、
やはり無意識に「いい顔」をしているものではないでしょうか。
「おすまし顔」で写ったつもりなのに、不愛想だったり無表情だったりしませんか?
決してカメラのせいではありません。
写す人の腕の影響もあるでしょうが、カメラには「きれいに撮ろう」とか、
「調子が悪くてうまく撮れない」ということはありません。
つまり、写真の顔は紛れもなく自分の顔なのです。
しかも、写真用の「ちょっといい顔」です。
では、無意識の時の顔は、いったいどんな表情をしているでしょうか?
鏡に映る顔でさえ、鏡を意識した「ちょっといい顔」なのです。
「自分の顔は誰かに見られるためにある」言われたことがあります。
自分の顔は、自分では見ることができません。
そして、鏡に映る顔よりも、きっとさえない表情なのです。
何気なく誰かに見られた「表情を意識していない顔」は、どんな顔なのか、
想像するとぞっとしてしまいます。
自分では笑顔のつもりでも、うまく笑えていないことが、実は多いのだそうです。
それは、「表情筋」をうまく使えていないからなのです。
腹筋や背筋、腕や脚の筋肉を鍛えられるように、
「表情筋」も鍛えればうまく動かせるようになります。
笑顔に必要な筋肉をイメージして動かすことは、脳のトレーニングにもなります。
慶林館スタッフも、「笑顔」を大切にしています。鏡を見て、笑顔の確認!
生徒さんの笑顔に応えていきます。