大分・中津・別府の個別指導

慶林館ブログ

ほめる時も、しかる時も

ほめかたについてお伝えしましたが、しかり方も、もちろん大切です。

どちらにも通じて、とても大切なことがあります。

「笑顔で」伝えるということです。

 

ほめる時に、しかめっ面になる人はほとんどいないと思いますが、

しかる時は、ついつい怖い顔になってしまいます。

声を荒げることもしばしば・・・。

書きながら、自分を省みて穴に入りたい気分にもなりますが、

自戒の念も込めて、敢えてお伝えします。

 

人は、相手の怒った表情を見ると、

「何か危険なことが起きる」と思って、

情報を受け付けなくなるのだそうです。

せっかく一所懸命に大事なことを話していても、

「聞いてはいけない」と脳が指令を出すので、

音としては聞こえていますが、

記憶に残さないようになっているというのです。

 

大事なことは「笑顔にのせて」話すと、きちんと記憶に残り、

心に届くということだそうです。

「笑顔で」「穏やかな声で」伝えると、心地よいので、

これは自分にとって「何か良いことだ」と脳が判断して、

記憶に留めようという働きをするのだそうです。

 

これを知って、「無駄な」しかりかたをしてきたなと反省しましたが、

これまでの習慣を変えるのは、簡単ではありません。

恐ろしい形相で、感情を抑えられず怒ってしまう自分がいます。

それでも、今すぐにできなくても、

きっとできるようになるぞ!と思って、気をつけています。

次回は、「笑顔」について、お伝えします。

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