理科実験教室“ラボ・スタジアム”「空気の力」
こんにちは。理科実験教室を担当している望月です。
今回は、「空気の持つ力」についてです。
写真では、
・缶の中にお湯を少し入れて熱する。
↓
・中が温まり湯気が出始める。
↓
・ふたをしめて、ほんの少し熱する。
(熱し過ぎると危険なので)
このようにすると、
缶の中の空気が温められてふくらみます。
これをふたをしたまま急激に水で冷やすと、どうなるでしょう?
次の写真が、その結果です。
写真のように、ベコッと音を立てて、
缶がへこみます。
これは空気の力(気圧のはたらき)によるものです。
中の空気が冷やされて縮むので、
大気の圧力(気圧)のはたらきで、外側かつぶされるのですね。
注意深く見ると、
横からつぶれているのがわかります。
大気の圧力は上に乗っている空気の重さによるのですが、
横からつぶされているのはなぜか考えてみるのもよいですね。
実験の結果からさらに深く考えてみましょう!