理科実験教室“ラボ・スタジアム”「ろ過装置」
こんにちは。理科実験教室を担当している望月です。
中学校理科でもよく行うのが、
・ろ過
の実験です。難しい漢字で書くと「濾過」と書きます。
・・・濾す(こす)・・・液体を布などでこして、不要なものを除く、という意味。
ろ紙という非常に細かい網の目状の紙を使って
「水の中に混ざっているもの」をこしとります。
写真のように「ろうと」にセットした「ろ紙」の上から、
「ガラス棒」をつたわらせて、液を注ぎます。
すると、ろ紙の網の目を通らなかったものは、上に残り、
通って下に出てきた液(ろ液 といいます)には含まれないわけです。
ろ紙にはいろいろな種類(網の目の細かさ JIS P3801によって細かく規定されている)
があるので、それらを使い分けると、
よりきれいな液を分離することができます。
上の写真の実験をした人は、
「ガラス棒をあてる方向」もみごとな
(てこの原理でろうとの足(下の部分)をビーカーの壁に密着させている)
ろ過です。すごいですね!