どうしてあの小学4年生が理科を大好きになったのか?「力のつりあい」
みなさん、こんにちは!
個別指導の慶林館小学部を担当している
池田です。
理科離れという言葉をよく耳にするようになりました。
理科に対する興味関心が出てこない、
理科は面白くない、だから勉強しない、
その結果、テストの点数が良くない、
やっぱり面白くない、を繰り返すパターン。
今回紹介する小学4年生も同じでした。
苦手科目は「理科」と自信満々で即答していたくらいです。
しかし、今は違います。
理科の勉強が楽しくてたまらない状態です。
なぜ、理科が大好きになったのでしょうか!?
その秘密を少しだけご紹介いたします。
【理科は身近な教科!身の回りのなぜを見つけ
実験してみよう!】
↓力のつり合いの実験後のノートです↓
丁寧にまとめ上げています。
ノートからやる気が伝わってきます!!
※実験のために大根やニンジンをご用意いただきました
保護者様、ご協力誠にありがとうございます。
理科はあまり好きではないけれど、実験は大好きだという
小学生は多いと思います。
私も経験がありますが、自分で実験器具を用意したり、
製作したりすることは、ワクワクします。
何度でも試してみたくなります。
そこで、「力のつりあい」の授業でその子に
「天秤」を作ってもらいました。
支点からおもりまでの長さ×おもりの重さの関係に
気付いてもらうためです。
様々な実験を繰り返し、試行錯誤をし、
まさに科学者のようでした。
てこの授業では、はさみを作ってもらいました。
支点・力点・作用点の関係性に気付いてもらうためです。
キレ味が変わることに驚き、「なぜ!?」が生まれます。
製作中は目がキラキラ輝きます。
「勉強じゃないみたい!何するの!?」
この勉強じゃないみたいという声が大切です。
心から楽しんでいるのでしょう。
【実験で気付いたことは忘れない!】
ARVE Error: Mode: lazyload not available (ARVE Pro not active?), switching to normal mode
上のノートにもありますが、実験で気づいたことは丁寧にまとめます。
そうすることで頭を整理し、問題が解ける状態になります。
手で触れ、目で見て、頭で考える。
フル活用して単元を体得していきます。
【身の回りのなぜに注目しよう】
同じお子さんのノートです。
ろうそくの燃え方、明るさに疑問を持ち、
調べ学習でまとめました。
頭でイメージが出来上がり、ばっちり頭に入ったと
言っていました。
今は酸性・アルカリ性・中性に夢中になっています。
リトマス紙の実験を繰り返しています。
夜は星座早見で星座を見つめているようです。
理科の勉強は体フル活用で楽しみましょう