やり直しのしかた
こんにちは、慶林館別府校の園田です。
今回は「やり直し」の仕方について書きます。
学校のテストのやり直しなどで、ただ答えを書き直して終わりにしていませんか。
それは模範解答を写しただけでやり直しとはいいません。
今後同じ問題に出会ったときに、必ず正解できる状態に仕上げることがやり直しです。
一番重要なことは、間違えた原因を分析することです。
- 知識が足りなくて解けなかった場合
間違えた問題とその問題に関連する知識を整理して覚えなおしましょう。
たとえば「承久の乱」で間違えたのなら、承久の乱・1221年・鎌倉幕府倒幕・後鳥羽上皇・六波羅探題・北条泰時などの語句を関連付けて覚えます。この関連付けによって語句などは覚えやすくなります。思い出すためのキーワードが増えるためです。
- 知識はあったが活用力が無かったために解けなかった場合
Aという解法、Bという解法、それぞれは知っていたがAとBを組み合わせるとCという解法になることに気が付かなかった。
だったら、その解法Cを新たな知識として覚えてしまいましょう。
ノートにしっかりその解法をまとめて、繰り返し練習して自分のものにしていきましょう。
- 単純なミスで間違えた
これをケアレスミスといいます。ケアレスミスの原因は間違いなく練習不足です。
練習量を2倍・3倍に増やすことで解決します。練習量を増やせば増やすほど、問題を解く時間も速くなるので意外と時間がかからずにできますよ。
解答を写すだけの手の運動はもうやめましょう。
しっかり身につくやり直しを実践していきましょう!