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慶林館ブログ

【大学入試の動向について】

こんにちは!

慶林館ゆめタウン中津校高校部の月脚です。

だんだんと肌寒くなり、冬の服装も目立ってきました。

 

今回は、最新の大学入試の動向についてお伝えしたいと思います。

国公立大学では、全国の概況としては国公立受験の人気が増加しています。共通テストの平均点がUPし、新型コロナウイルスの影響で地元の国公立大学志望の生徒が増えた現状から、人気が増加したものだと考えられます。

また、総合型選抜入試、学校推薦型選抜入試の拡大により、一般入試募集枠が縮小しました。地方創生の国の政策における定員移行によるもので、今後の入試においては、9月に総合型、11月に学校推薦型、1月に一般選抜入試で受験される方が増えてくると思います。今後の入試は3回チャンスがあるものだと思ってください!

私立大学では、全国の概況としては多くの私立大学で新大学入試の形式が終了します。国の政策により、定員管理の厳格化が要求されていましたが、その流れが縮小してきています。浪人生の受検人数も縮小してきている傾向にあります。

また、理系人気が引き続き継続しています。理高文低の状況が今年度まで継続しており、医療系統の学部人気が急上昇しています。これも新型コロナウイルスの影響で、逆に不人気となった学科が国際系統や、語学系統です。コロナの影響により留学カリキュラムができない現状から、低倍率となっていました。

国の施策や社会情勢等で、大学入試の形態も大きく左右されます。受験の仕方も多様化してきており、個人個人で受験勉強の仕方も異なるような時代に突入しました。最新の入試の動向として、文部省が「入試改革に積極的に取り組む大学」に運営費交付金を増額することを発表しました。2022年度は全大学が対象になるようです。これにより、英語の民間検定利用(英語検定など)、2次試験の記述式問題利用が増加しています。また、今年度から調査書(学校の評点)を点数化する大学も発表されています。

自分の行きたい大学の入試形式は、大学のHP等で確認できますので、調べてみてもよいかもしれませんね。