2023年大学入学共通テスト分析(数学)と共通テスト後の受験勉強
みなさん、こんにちは!慶林館中津校の月脚です。
1月14日と15日に大学入学共通テストがありました。高校3年生のみなさん、お疲れさまでした。また、2月上旬に私立大学入試、2月25日、26日に国公立大学前期試験が控えています。最後まで気が抜けませんが、全力で勉強に追い込みをかけましょう!慶林館の先生も全力でサポートいたします!
今年の共通テストを分析し、今後の学習の指針を考えていきたいと思います。
昨年の入試と比較し、数学ⅠA、数学ⅡBがともに大幅に平均点が上がり、一昨年の問題レベルに戻りました。数学の問題の傾向としては、大きな大問の変更はありませんでしたが、昨年と同様に数値計算だけでなく、正誤を考える問題、選択肢の中から正しいものを選ぶ問題、具体的な問題設定とそれに対して数学を適用し、解釈をしていく問題など多様な出題が見られました。昨年よりも問題の並びが、簡単な問題から難しい問題の並びになっている傾向が強く、思考力を要する問題が減り、公式や定義を理解していれば解答できる設問が増えていました。
数学の学習の指針に関しては、大問構成は大きく変わらないことから、苦手単元をある程度解ける状態まで学習する事が重要だと考えています。まずは、公式と定義を覚えましょう。覚える際に、例題等で公式や定義の使い方などを確認しながら解くと良いでしょう。苦手単元が一通り克服できたら、共通テストの模試や実戦問題集等で、共通テスト傾向の問題に慣れていきましょう!
共通テスト後の2次試験対策では、志望する大学の過去問を演習しましょう!
過去問の解き方がわからなければ、自分が今まで使用してきた参考書、演習書、ノートなどを活用して、解き方の導入や手順、計算過程を理解していくことが重要になります。
そこで、苦手だな。と思う単元が出てきたら、基本問題集などで徹底的につぶしていきましょう!
そろそろ私立大学の受験が始まる時期かと思いますが、最後まで自分の足りていない部分をしっかりと補うような勉強をしていくように、頑張っていきましょう!!