大分・中津・別府の個別指導

慶林館ブログ

理科実験教室“ラボ・スタジアム”「赤ワインの分留」

こんにちは。理科実験教室を担当している望月です。

写真は、赤ワインを丸底フラスコに入れ、
加熱しているところです。

赤ワインの加熱

これを見て、気がつくことがありますか?

・沸騰している。
・フラスコの内側に、水滴?がついている。
など気がつくのではないかと思います。

内側についている水滴は、赤ワインから出てきたものですが、
「赤くない」ですね。
赤ワインを加熱するからといって、赤い水滴がつくわけではないのです。

蒸留をしていくと、
最初のほうは、「アルコール」が出てきます。
しばらくすると、出てくる液体には「水」が多くなります。
これは、
アルコールの沸点・・・78℃
水の沸点・・・100℃
と沸点が違うことから、分けてとりだすことができるのです。

これを「分留」といいます。

フラスコの中に残るものの中に、赤い成分があるのでしょうね!
調べてみると面白いかもしれません。