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慶林館ブログ

【小学部】中学入試感動合格を勝ち取った!


【↑小学部大晦日正月特訓の様子がTOSトスナビ番組内で紹介されました↑】
今年度の慶林館小学部塾生も自分の夢に向かって、
ただひたすら突き進みました。
ご両親に勧められた中学受験、
近所の人が合格したから何となくやってみようと思った中学受験、
お友達がするから、などなど中学受験をするきっかけはどこにでもあり、
そして何でも良いと考えています。
なぜなら、最初の動機のまま入試まで突き進むことは無いからです。
むしろ、最初の動機のままならば途中で投げ出してしまうでしょう。
中学受験には挫折があります。屈辱があります。そして、
それを跳ね返す根性が必要です。何事にも屈しない精神力が必要です。
それが可能になるのは、小学生が将来の夢を見つめ、ご両親の愛情に気づき、
そして、共に戦う仲間が出来たときでしょう。
そこで初めて「意地」が芽生えます。
中学受験をただの学力前倒しだとは考えていません。
小学生たちはとても素晴らしい経験をします。
だからこそ、小学生も保護者も本気の涙をするのです。
長い人生の中で中学受験をさせてもらったご両親に感謝するのです。
今年も屈辱の涙、挫折の涙を多く見てきました。
しかし、彼らは立ち上がり、そして合格の涙を流しました。
「お母さん、ありがとう。」「お父さん、ありがとう。」
そんな素敵な言葉が心から自然に出てくるのです。
素晴らしい小学生たち、保護者の皆様と一緒にたたかうことが出来ることは
私にとって最高の喜びです。
今年も最高な小学生に出会いました。
「お母さん、成績悪くてごめんなさい。」と言った小学生です。
そのとき、私は決断します。そんな言葉は二度と彼女に言わせない。と。
そして、ご両親に約束します。
「今後の算数全授業を私に見させてください。
そして、入試で圧倒的な点数を取らせます。」
彼女は決してあきらめませんでした。
何度も何度も彼女とは言い争いました。
彼女はいつも私を捕まえて質問しました。
その質問にすべて答えました。
そこに甘えも妥協も一切ありません。
まさにお互いが鬼の形相です。
真剣勝負です。
10時間を越える勉強時間もありました。
何度も同じ問題で間違えても、
その問題にしつこく粘りました。
泣きながらやりました。
解けた問題でも質問してきました。
厳しく、あえて厳しく接し続けました。
ある日、彼女は私を避けました。
おそらく怖かったからです。
塾からも足が遠のく日々がありました。
私は保護者に伝えます。
「そのままにしておいてください」
彼女をあきらめたわけではありません。
むしろ彼女を信じていたのです。
あえて厳しく接している理由も彼女はわかっていると自信がありました。
彼女は戻ってきました。しかも大量の宿題をこなして。
彼女の目は死んでなんかいませんでした。
むしろ、絶対に勝ってやるという執念を感じる目をしていました。
そして、見事な合格を勝ち取ります。
彼女はすでに次の勉強に移っています。
一つの目標をクリアしましたが、夢は叶えていません。
彼女が夢を叶えるまで、私は鬼の形相で彼女に接するでしょう。
それが彼女に対する敬意であると信じています。
合格おめでとう!!
彼女からの合格体験談を載せるつもりでしたが、
気持ちが溢れてきてしまい、長くなったので、
またの機会に載せます。
個別指導の慶林館
プロ家庭教師のディック学園