高校部だより_008
みなさん、こんにちは!!
大分セントポルタ校・高校部・大塚広一郎です。
先日、3年生のEくんと「眠気」について議論を交わしました。
「先生、眠気がおそろしく襲ってきてます、、、ヤバいです。こういう時は、少し仮眠を取った方がいいんでしょうか?」
こういう質問は、私の記憶が確かなら~、年に150回くらいは受けますが、私の答えはいつも一貫しています。
「眠気が襲ってきても、勉強中は絶対に寝てはダメだ!! 眠りかぶりながらでも勉強が終わるまで頑張りなさい!! 」
みなさんの中には、「少し仮眠をとってから勉強した方が効率が上がるから」といった理由で仮眠を取る方もいるかと思います。
そういった方には、少しきついことを言ってしまいますが、、、
勉強中の「仮眠」は、百害あって一利なし!! 絶対にやめてください!!
私の考えるその理由は、以下のとおりです。
それは、、、
勉強中に仮眠を取ると「眠気に耐えれない体質になる」可能性があるという点です。
勉強中という、絶対に寝てはいけない状況において(絶対に寝てはいけない状況という点においては、入試を受けている最中も含みますが)、眠気が襲ってきたらいつも仮眠、などどいうことを普段から繰り返していると、、、自分では気づかないうちに、「体質」が改善(改悪?)され、だんだんと眠気を我慢できない体質になってしまいます。いわゆる「慣れ」というやつですね。
これでは、ここ一番!!という時に、眠気を我慢できない可能性があり、入試に大きなリスクを背負うことになります。
センター試験は、それでなくても長丁場の戦いです。昼食後の眠気については、模試などでは誰もが一度は苦しんだことがあると思います。
ここで眠気を拒否し続ける体作りが出来ている人間と、普段から眠気に負け、「効率」という言い訳を使い、仮眠を取っている人間との差は、とても大きなものになると思うのです。
これは仮眠後の勉強の効率UPなどでは補いきれないほどの、致命的な差を生むと、私はいつも生徒に説明をしています。
今度、勉強中に眠気が襲ってきたら、、、
「克己(こっき)」という言葉を思い出してください。
眠くても頑張る、まさに「己(おのれ)に克(か)つ」のです!!
センター試験まで、残り一か月を切りました。
最後まで、一緒に「克己」の精神で頑張ろう!!