「もやし」って?
5月28日付の毎日小学生新聞が面白かったので、ご紹介します。
「でこぼこラボ」というコーナーで、「もやしを限界まで育てて食べてみる」
という実験が載っていました。
もやしとは、「もやし」という植物のタネを育てたものではなく、
何のタネであっても、タネから出てすぐの芽を食べるものの総称なのだそうです。
店に売っているもやしの多くは、
「緑豆(りょくとう)」という植物のタネから育てられています。
このコーナーでは、緑豆と、
ダイズ・アズキ・ソバ・ヒマワリの5種類で実験しています。
その中で、一番もやしが短かったのが、一番大きくなるヒマワリの13㎝。
長かったのは、アズキの30㎝。アズキは、発芽率も悪く、タネも小さいので、
少しでも伸びようと、茎を長く伸ばすのではないかというのです。
水だけでは成長に限界があるのか、20㎝を過ぎると、
大体どのもやしも成長が止まっています。
味の評価も興味深く、☆の数で表しているのですが、
☆5つが最高でヒマワリ、☆2つがアズキで、他はみな☆4つ。
芽の長いものより、短いもののほうがおいしいようです。
ヒマワリのタネは、あんなにハムスターが喜んで食べるのですから、
もやしになってもおいしいのは頷ける気がします。
この記事には注意書きがあって、自分で育てる場合は、
店で食品として売られている豆や、もやしを使うようにとのこと。
栽培用のタネは殺菌用に薬品に浸されていることが多いのだそうです。
育ててみたくなったひと、どうぞご注意下さい。