「ゲーム障害」は病気
みなさん、ゲームのやり過ぎを注意されたことはありませんか?
ゲームのやり過ぎはよくないこととわかっていてもついついしてしまう。
あまり度が過ぎると、それは病気になってしまうかもしれません。
世界保健機構(WHO)が、ゲームのやりすぎで日常生活に支障をきたす状態になる
「ゲーム障害」を、依存症という病気であると正式に決めてから、約1ヶ月が経ちました。
オンラインゲームに夢中になって、宿題が疎かになる、睡眠時間が短くなる、など、
心配されている保護者の方の声を耳にすることも少なくありません。
ネットゲームに限らず、SNSに時間をとられてしまったり、
ついつい動画サイトにアクセスする時間が増えてしまったり、
大人でも、今日はネットに費やす時間が多かったな、と思うこともあるかもしれません。
子どもは脳が未熟で発達段階にあり、大人よりゲームの刺激を受けやすいため、
ゲーム依存になりやすいのだそうです。
依存症になるまでの期間が大人より短く、逆に回復はしにくいので、問題は深刻です。
ゲームにのめり込んで、生活のリズムが乱れるだけでなく、
攻撃性が高まることもあるという研究報告もあるそうです。
ゲーム機やスマホを買って与えるのは大人です。
ゲームをする時間を決めること、決めたら必ず守らせること、
これは、大人の責任ではないかと思っています。
どんな病気でも、病気になって治療するのではなく、予防に力を入れる方が良いはずです。
約束を守って、楽しく使いこなせると良いなと思います。
これを機に、自分でルールを決めて節度ある使い方を心がけましょう。