大分・中津・別府の個別指導

慶林館ブログ

見方を変えて考えてみる

別府校、田頭です。10月も明日で終了、11月に入ると大学一般推薦入試本番まで待ったなし、
という状況に差し掛かってきました。
他方で、学校のほうではセンター対策に特化した問題演習に一層力を入れ始めるなど、推薦入試受験組は
これまでの人生で一番勉強に取り組んでいる時期ではないでしょうか。

推薦入試小論文で多い出題パターンとして、
・「〇〇について論じなさい」(一行問題型)
・文章を読んだ上で、筆者の見解をまとめた上で、あなたの意見を論じなさい
というものがあります。
書くことの整理がつかない、筆者の意見に一方的に引っ張られてしまう、といった悩みが出てくる
ところですが、ここで必要なのは「見方を変えて考えてみる」ということです。
最初から特定の立場に決め打ちをしたうえで論述を展開しようとすると、往々にして問題の本質
(なぜ出題者はこのテーマについて書いてほしい、と考えたのか)を見落としがちです。
問題文を読む→即、原稿用紙に手を出す というスタイルで書いているとすれば要注意です。
まずは異なった立場に立った上で、各々の「主張」「ありうる批判(問題点)」をあぶり出してみてください。
その上で、論述が充実しそう、自分の価値観にフィットする、といった基準から、自説を決めて
(ここは外せません!)論述を組み立ててみてください。

来年以降の推薦入試を視野に入れている皆さんにとっては、今からでも出来る取り組みと言えます。
新聞記事やニュースを見て、賛成/反対の立場から考えを膨らましてみましょう。

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