【慶林館別府校】茶の湯に学ぶ、学習の心得3(終)
別府校、山口です。
以前に、ご紹介しました学習の心得を、今日もご紹介します。
先日の投稿は、こちらから!
本日紹介するのは、
規矩(きく)作法 守り尽くして破るとも 離るるとても本(もと)を忘るな
(訳)教えを守り続けながらも、いつしかそれを打破り離れていく事も大切であるが、そこにある基本精神は忘れてはならない
基礎、基本を大切にしなければいけない。独りよがりやうわべだけの力ではいけないという解釈ができます。
勉強も、まずは、教えてもらったことを守り、身につけることが大切です。
そこから、だんだん自分なりのアレンジを加えていって、やがて自分の勉強法を確立していくのです。
基礎基本を積み上げないやり方は、「型破り」ではなく「型無し」なのです。
高3生は大学入試センター試験が週末に迫っています。中3生も来週の火曜日には私立高校推薦入試・特別奨学生試験があります。
焦ってしまって何をすればよいか分からなくなったら、落ち着いて基本に立ち返りましょう!焦る必要はありません。
皆さんには、今日まで努力してきた自分自身がついています!
勝負を乗り越え、皆で春を迎えるために!