力がつく質問の仕方
慶林館 鈴木です。
今日数学の授業に来たU君がテスト問題の中から質問をしてくれました。
U君「先生、この問題が分からんかった。どうやって解くの?」
私「どれどれ問題を見せてごらん」
と言って、解法を考えているときにU君を見ると、何も考えていません。
つまり、彼は質問をして全部の解き方を教えてもらうのだから、自分は
考えなくてもいい。と思っているようです。
私「先生が考えても、君の力にはならないよ」
と一緒に考えることを促しました。
自分が引っかかっているところ、つまづいているところを解決し、
自分で解こうとする気持ちが大切であると思うのです。その気持ちが
数学的な思考力につながり、解く力になると考えます。
質問をする時は、一から十まで聞くのではなく、ヒントや問いの読みかた
を聞いて、自ら考えようとする姿勢で行いましょう。