運動会っていつから始まったの!?
こんにちは。
慶林館小学部理系担当の佐々木です。
5月に行われている運動会が、
今年も9月・10月に延期になっている学校も多いようですね。
運動会の練習で授業がなくてラッキー!と喜んでいる人も多いでしょう。
さて、その運動会ですが、いつ頃から始まったんでしょうか?
運動会が開催されたのは明治までさかのぼります。
明治7年に、東京築地にあった海軍兵学校で開催されたのが、
日本初の運動会と言われています。結構歴史が長いことがわかりますね。
その当時の海軍兵学校は、イギリス海軍式教育を導入しており、
イギリス人教師の提案で、訓練の一環として始められました。
当時行われた運動会種目は、このようになっています。
・徒競走(今でも定番ですね)
・障害物強壮(障害物競争?)
・幅跳び
・高跳び
・三段跳び(この3つはオリンピック種目ですね)
・玉投げ(玉入れではなく?)
・負んぶ競争
・二人三脚(これは今でもありますね)
・競歩(これもオリンピック種目ですね)
・目隠し競争(やっている学校もありそうです)
・豚追い競争(なんだか危なそう)
・卵拾い競争(拾った数を競うんでしょうか?)
・水桶競争(バケツリレーのこと?)
その他にも海戦や陸戦をまねた種目も行われるなど、
当時の運動会は戦争、政治の影響が大きかったようです。
海軍の訓練が主な目的ですから当然とも言えますね。
「組分けはなぜ紅白なのか」「今の形式になったのはいつなのか」
などなど運動会に関する話は尽きないのですが、
長くなりそうなのでこの辺で。