入試に役立つ理科実験「気体の集め方」
こんにちは。理科実験教室を担当している望月です。
今回は、入試によく出る「気体の集め方」についてです。
これは何をしているところでしょう?
水そうの中で、「集気びん」を水で満たしているのです。
空気中にある気体もそうですが、
・透明な気体 がほとんどです。(一部色がある気体があります)
そのため、気体を集めるときどのくらい集めたかわかりません。
そこでよく使われるのが「水上置換法」です。
水そうの上に、
・水を満たして逆さまにした集気びん
を置き、
ガラス管から出てくる気体と、中に入っている水を「置き換える」ことで集めます。
集まった気体が目に見えるので、実験ではよく使われますね。
ただし、
・水に溶けやすい気体(たとえばアンモニアなど)
では、置き換わるときに水に溶けてしまうのでよくありません。
その場合は、「上方置換法(空気より軽い気体)」「下方置換法(空気より重い気体)」を使います。
でもどのくらい集まったかわからないですね!