日本だけじゃない?こたつの話
こんにちは。
小学部理系担当の佐々木です。
寒い日が続いていますが、みなさん体調はどうですか?
こんなに寒いと、やっぱりこたつが一番!ですよね。
こたつに入ってみかんを食べてほっこりするのは、
日本の冬の風物詩と言ってもいいでしょう。
ちなみにこたつが使われ始めたのは、
今から約500年前、室町時代からだそうです。
囲炉裏(下の画像のようなものです)の上に台を置いて、
その上に着物などの布をかぶせたものでした。
それが布団をかけたものになったのは江戸時代からです。
昔はこたつ中に火のついた炭を入れていましたが、
現在では電気ヒーターであたためるものが一般的ですね。
この「こたつ」ですが、日本だけのものと思っていましたが、
実はイランにも「コルシ」というこたつに似たものがあります。
暖房器具を下に付け、毛布を掛けたの背が低いテーブルです。
上の画像を見ると、その上でご飯や果物を食べたりして、
日本のこたつとほとんど同じですね。
最後にこたつを使うときの注意を一つ。
「こたつに入ったまま寝る」のはNGです。
長時間こたつに入っていると、低温やけどになったり、
脱水症状を引き起こしたりして危険なのです。
眠らないにしても、長時間使うときには水分補給をしてください。
(そういう意味では「こたつでみかん」は理にかなっています)
こたつで温まって、寒い冬を乗り越えましょう!