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慶林館ブログ

第3回大学入学共通テストを振り返って【英語】

みなさん、こんにちは!!

慶林館高校部英語科の大塚です。

 

今年の大学入学共通テストが1/14㈯、15㈰に実施され、もう約1ヶ月が経ちました。

高3生は翌日の自己採点後のリサーチの結果から、私立大学や国公立大学二次試験出願校を決定し、現在入試直前の最後の追い込みを必死になって頑張っています。

 

今回の大学入試共通テストは、第3回目となり、少しずつ傾向と対策の分析のための情報が出そろってきた感があります。

 

特に英語リーディングとリスニングは、第2回までの傾向も大きく変わらず、対策としてもこれまでの取り組みをより強化していく必要があると感じました。

 

リーディングの第5問の内容が物語文になったり、第6問Bには本文の内容からのみで解答を導くのではなく、自分でその先の展開を読み取って答える問題が出題されるなど、全体としてやや難化して、リーディングの受験者平均点は昨年から約6点下がりました。ただ、リスニングは全体として易化しており、昨年の受験者平均点と比べると約3点上がっています。(2/4現在の中間集計の情報)

 

来年度の第4回共通テストでも、もちろん問題の難易度による平均点の変化はありますが、それに左右されない実力を身に付けることが大切です。共通テスト英語リーディングで高得点を取るためには、「英検2級合格レベルの語彙力」と「マルチタスク能力(複数の作業を同時にこなす力)」が絶対に必要です。共通テストを受験する生徒は、この2つを意識した英語の学習を心がけましょう。