大分・中津・別府の個別指導

慶林館ブログ

【小学部】合格! 中学受験感動合格 保護者体験記


【↑小学部大晦日正月特訓 テレビインタビュー↑】
祝!岩田中学校 合格 感動合格保護者体験記
 「お母さん、僕、岩田中学に行きたい!」そう息子が言い出したのは
5年生の12月のことでした。いきなりの言葉に少し戸惑った反面、
息子にそんな意欲があることが、素直に嬉しかったことを
覚えています。とは言え、田舎の小さな小学校と言うこともあり、
周囲で中学受験をするなんて話はほとんど聞きませんし、
何をどうすればよいのか全くわかりませんでした。
当時、中学生の姉が慶林館に通っていましたので、であれば下の子も
同じ塾へと思い、ドキドキしながら息子と二人で初めて小学部の先生に
お会いしました。それが池田先生とのお付き合いの始まりでした。
 その頃の私にできることと言えば「心配」だけで、中学受験をする息子に
何のアドバイスもできそうになかったので、そもそも息子に中学受験に
挑めるほどの実力があるのか、この時期のスタートではもう遅いのでは
ないか、スポーツは辞めなければならないか、等々後ろ向きなことばかり
池田先生に尋ねました。ここでもうアウトと言われれば、息子の思いは
どうなるのだろうと、ただただ心配だったのです。
けれどそんな私の心配をよそに、池田先生の口からは力が湧く言葉が続き、
帰る頃には「なら、チャレンジしてみよう!きっといい経験になる!」
そう思えるようになっていました。
 それからは初めてのことばかり。徐々に慣れてはいったものの、
最後まで気が気でなかったのはスポーツとの両立でした。と言うのも
週3回の夜の練習に加え、日曜日は県外での試合へ一日かけて出かけることが
ほとんどで、まだ夜も明けない3時台に集合し、帰ってくるのは
夜の10時過ぎなんてこともありました。当然、塾に通える日は制限され、
たまに塾に行けたとしてもその前後に試合が入っていることが多く、
次の用事へ向かう車の中で疲れて眠っている息子を見るにつけ、
いずれどちらかを諦めなければならない日が来るかもしれないと、
またここでもただ心配ばかりしていました。息子はその後、練習中に
利き手の指を骨折して鉛筆をまともに握れなくなったり、副キャプテンに
なってチームのことで深く悩んだり、監督から求められることも
厳しくなったりで、精神的にもきつい時期があったと思います。
おかしな話ですが、受験本番前の練習を怪我をせずに終わらせたとき、
指が無事だったことに心底ほっとしました。これでちゃんと鉛筆が握れるぞと。
 そんな日々を送りながら、1年が経ち、いよいよこれまで涙を流しながらも
頑張ってきた息子の一つの節目が来ました。受験当日です。
息子の表情は明るく、試験会場へ応援に来て下さっていた池田先生を
見かけると、ますますニコニコしていました。それで気持ちが強くなったのか、
息子は一人で受付を済ませ、あっさりと会場へ向かって行ってしまいました。
本当にあっと言う間、瞬き一つするかしないかと思えるくらいに、
息子の意志のこもった後ろ姿は私の前から消えていきました。
その時「あぁ、あの子はいつの間にか自分で自分の居場所を手に入れようと、
考え行動できるようになっていたんだなぁ」と頼もしくもあり、寂しくもあり・・・
親ってこんな思いをするものだと改めて実感させられました。
1年前の私にこんな日が来るなんて想像できたでしょうか?
それくらい受験当日の朝は、とても印象深い日になりました。
 その後、息子は岩田中学校よりご縁を頂いて、春から遠距離を通学することに
なりました。中学1年生にしては小さい体に背伸びしたように制服を着て、
大きな重い荷物を持って、列車とバスを乗り継いで、初めてのことに目を
ぱちくりさせながら中学校生活をスタートさせることと思います。
池田先生が面談の際に「岩田中学からご縁を頂いたら・・・」と仰っていたのが
どうしてだか心に残っていて、今回この言葉をお借りしたのですが、
幸せなことに本当にご縁を頂くことができました。またありがたいことに、
これまで息子は塾を辞めたいと口にすることが一度もなかったのですが、
それは息子のやる気を支えてくれる周囲のケアがあったのだと思っています。
息子はよく塾での出来事を「今日、先生がなぁ~」とか「○○君がなぁ~」とか
クスクス笑いながら私に話してくれていましたが、こんな状況の中でよくそんなに
面白いことがあるものだと思いつつも、はじめのうちは私も息子の話にただ笑って
いました。そのうちに、これが慶林館の良さで、中学受験という状況の中でも
心の余裕を保てるよう配慮してくれているのかもしれない、であれば息子は
このまま頑張っていけるかもしれない、そう思えるようになっていったのです。
そんなご縁も頂いた上に、面白い合格祈願?!グッズも頂き、気がつけば
息子の周りはご縁で溢れているようです。
 今回、それまで他人事だった中学受験が私たち親子に色々な経験をさせて
くれました。それは息子が小学生だからこその経験であって、次に迎えるであろう
大学受験ではきっと同じようには味わえないものだと思います。
 最後に、休日も年末年始も返上で息子を鍛えて頂いた先生方、同じように
頑張ってきた塾のお友達、更には息子に関わって下さった全ての方々、
ありがとうの一言では到底足りないほど感謝しています。
皆さんにもたくさんのご縁がありますように。
個別指導の慶林館
プロ家庭教師のディック学園