高校部だより_004
「先生、、、この答えは、、、どうですか、、、? 正解にしてもいいですか、、、?」
来年の1月のセンター試験を受験するNさんが、控えめ~~に、恐る恐る~、問いかけてきました。
Nさんとは、授業の中で毎週「英単語テスト」を実施しています。
2人で一緒に相談して、センター試験に間に合うように、今年の4月から毎週「蓄積型の英単語テスト」を頑張っているんです。
先週までで、ついにテスト範囲が、な、なんと!! 英単語1300個になりました!!!
ただ、、、さすがに1300個の英単語の中から、毎回ランダムに20個が選ばれるだけに、すべての英単語をしっかりと覚えきっていなければ、なかなか合格点(16問正解)は取れません。
Nさんも、この1ヶ月、この1300個でずっと足踏み状態でした。
そして、、、先日の英単語テストの時、自己採点の結果が、、、
15問正解、、、、、
あと1問足りません。
あと、たった1問、、、
そこでNさんが控えめに、恐る恐る、でも真剣な眼差しで食い下がってきた問題が、
personality
という英単語の意味です。
Nさんの回答は、、、「個性的な」
みなさんは、どうしますか?
「個性」と「個性的な」は似ていますか? これを正解として、16問正解!!合格!!としますか?
私とNさんの出した結論は、「NO」であり「YES」です。
私は英語担当として、やはりこのNさんの回答に対しては、はっきり「NO」としました。
名詞と形容詞では、英単語としての意味も、特に機能が全く違います。
これを「似てるから」という理由で、普段の学習の中で正解としている生徒がいるなら、今日からそれは絶対にやめましょう!! 英単語は「品詞」をしっかり覚えることが非常に大事です。これなくして、100%の文法的理解は決してありえません。
ただ、、、私たちが出したもう一つの結論の「YES」は、、、
今回ここまで合格点に肉薄したNさんですが、実は3週間前の英単語テストでも、15問正解を出していました。
なので3週間前の15問正解と今回の15問正解との合わせ技で、「合格」としました!!
甘いですか?笑 いえいえ、むしろさっさと次の1400個範囲の英単語テストへ送り出すことの方が、よっぽど鬼だと思ってください笑
来週の英単語テストは、ついに1400個!! Nさんならできる!! 合格を期待しています!!
大分セントポルタ校・高校部・大塚広一郎でした!!