大分・中津・別府の個別指導

合格体験記

「勉強しなさい」とほとんど言わなくなり、逆に「少しは休んだら?」と言うようになっていました。

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  • 合格校:大分豊府中学校、岩田中学校
保護者様からのお手紙
この度は、子どもの第一志望である豊府中学校合格まで導いてくださり、本当にありがとうございました。子どもは受験勉強をしながら、大好きなフットサルクラブとサッカー部も続けていたいと言っていたので、慶林館の先生方には部活動に合わせて毎週変則的な日程を組んで頂きご迷惑をお掛けしましたが柔軟に要望に応えてもらい対応して頂きました。心から感謝しています。いくつも塾がある中で個別指導の慶林館を選択して本当に良かったです。

初めて慶林館に体験授業に行った時の事は今でも覚えています。面談で先生が子どもに好きな教科やその理由を質問されていました。子どもは戦国武将が好きだったので、好きな武将名とその理由を答えるとそこから会話が広がり先生と楽しそうに話しているのを隣で聞いていて、この塾でお世話になろうと決心しました。

受験勉強はとても大変だったはずです。五年生の冬に入学しましたが、最初の三ヶ月は30分も勉強するとなぜか全身がかゆくなるみたいで受験勉強どころではありませんでした。親としては、とにかく出来る時に出来る事を頑張ろうと声を掛けていました。春頃になると体がかゆくなる事はいつの間にか無くなっていましたが、家での勉強は夏休みまでは一日一時間しかしてなかったと思います。部活で疲れて寝てしまったり、空いた時間にTVを観たりゲームをしたりしていました。保護者面談では最低二時間は家で勉強してくださいと言われたり、朝六時に起きて勉強している子もいますと言われていたりしたけど、うちの子はしていませんでした。成績も伸びず、部活動との両立は口で言うほど簡単ではないのかと不安になることが続きました。でも受験勉強をやめたいとか弱音を吐くことはありませんでした。塾の帰りに、今日はどうだった?と聞くと、勉強はきつかったけど先生がこんなジョークを言って面白かったとか友達がこんなギャグを言っていたとか、周りの方々のおかげで気持ちが折れることもなくいつも良いメンタルが保たれていたと思います。

子どもに変化が起きたのは夏休みの合宿の後からでした。合宿後、どんな心境の変化があったかは分かりませんが毎日最低二時間は家で勉強するようになりました。きつくて眠くなった時も勉強している席から離れずそこで仮眠をとりまた起きて勉強するというワザも自分で身につけていました。この頃から私たち親にも変化が起きていました。子どもが自分自身で計画を立てて勉強が出来るように先生方が仕向けてくれたからだと思いますが、「勉強しなさい」とほとんど言わなくなり、逆に「少しは休んだら?」と言うようになっていました。それに伴って成績も少しずつ伸びるようになってきました。秋になりテキストが増えて焦っているように感じた時は「急ぐのと焦るのは違うよ、自分のリズムでやりなさい」と声がけをしました。そしてなかなか成績が上がらなかった判定テストでやっとB判定まで取れた時はとても嬉しそうにしていました。その後、一度C判定に下がって親に気付かれないように珍しく悔し泣きをする日もありましたが、今までいろんな特訓や勉強をしてきた事で精神力も強くなっていたのかモチベーションも下がる事もなく、冬の日曜ゼミ、過去問特訓や大晦日・正月特訓をこなし、まさに慶林館のホームページにも書かれているとおり、受験日当日に子どもの状態はピークに達していました。

受験を終えて校舎から出てきた子どもの顔は一生忘れないと思います。笑いながら出てきたからです。手応えとかではなく、全てを出し切ったからだと思います。受験中も問題を見て笑いを堪えきれず思わず吹き出してしまったと言っていました。それは今まで必死に勉強してきた子どもにしか分からない心境だったと思います。

合格発表後、最高の笑顔で慶林館の先生方に合格の報告が出来て本当に良かったです。先生方も最高の笑顔で子どもを迎えてくださいました。これから新たなスタートラインに立つ事になりますが、今まで先生方に教えて頂いた事や仲間と共に頑張ってきた事は間違いなく子どもの力になると思います。今まで支えてくださった全ての方々、本当にありがとうございました。