小学6年生 勝負の冬の過ごし方
小6受験生の皆さん、大分の中学校入試が
近づいてきましたね。
合格に向けてこの時期にすべきことは何でしょうか。
【効果的・効率的な学習】
「皆さんの学力は入試当日まで上がり続けます。
自分を信じてやり遂げてください。
入試が終わったときに、ホッとした笑顔で
受験会場から出て来る人は合格していると
聞きました。入試当日は試験を楽しんで下さい。」
これは、慶林館大分セントポルタ校で毎年開催している
「中学入試激励会」で見事難関中学校を突破した先輩が
小6生に1月3日に送った言葉です。
どれほどの人がこの言葉に勇気をもらったことでしょう。
① 学力は入試当日まで上がり続ける・・・
まさにその通りです。しかし、闇雲に学習して
やったつもりになっていても効果はあまりのぞめません。
志望中学校の出題傾向、自分の得点源、苦手分野、時間配分・・・
など、志望校に応じた対策をしていくことが何よりも重要です。
すでに入試過去問を解いた人は多いと思いますが、
自分がどのような戦略を持って入試に挑むのかをはっきりさせて、
今一度、入試本番の時間帯に解き直してみましょう。
そして、分析しましょう。
今の自分に何が必要か・・・。
それが分からないようであれば、慶林館の先生に質問してください。
ズバッと解決します。
② 入試を楽しむ。
これはなかなか難しいと思う人が多いかもしれません。
しかし、私の経験でもありますが、入試会場から出て来るときに
「難しかったぁ。でも楽しかった!!」と笑顔の小6生は
合格していることが多くあります。
入試を楽しむ境地・・・それは、それまでの猛勉強にあります。
ここまでやったのだから大丈夫!と過去の自分が支えてくれているのです。
その境地になるまでまだまだ時間はあります。
勉強あるのみです!!
【ミスをなくす】
「あぁ、またケアレスミスや!本当は分かっていたから大丈夫!」
今では教室でこのような言葉を発する小学生はいなくなりましたが、
以前はよく耳にしました。
「本当に分かっていたから大丈夫なの!??」
誰もがミスをしようと思って問題に取り組んでいるわけではないですよね。
しかし、そのミスは偶然ではなく、必然。
起こるべくして起こったミスだとしたら・・・。
誰もが一度は注意されること。
「ケアレスミスを防ぎなさい。」
しかし、ミスをしようと思っていないのに防ぎようがないよと
思っているかもしれません。
しかし、防がないと合格は遠くなります。
そして防げるのです。
入試で差がつく問題は「誰もが点を取れる問題で点を落とすこと」です。
難問ができていても、ミスで失点してしまうと勿体ない。
そのミスを防ぐためには
① どのような問題でどのようなミスをしたのかを分析する。
おそらく同じようなミスを繰り返しているはずです。
単位、小数点、問題の読み間違い・・・
自分のミスをする箇所を知っておけば
注意力が働きますよね。
「ぼくは、この問題でミスをしやすいんだ。
気をつけよう!!」という感じです。
問題の読み間違いをする人は、指さし確認が
効果的です。試してみて下さい。
② ミスをしてしまったときの精神状態を振り返る。
最も大切なことです。ミスをしてしまった問題を解いていた時
どのような事を考えていたのかを振り返りましょう。
おそらく「楽勝!」「簡単!」「ラッキー、やったことある問題だ」
なんて考えてしまっているのではないでしょうか。
そこが大問題なんです!!
出題者はプロです。
小学生がミスをしやすい問題を作る事のプロなんです!!
そのような甘い考えで問題を解いてしまうと
あっという間にミスの罠に引っかかってしまいます。
「できる!!」と思った問題こそ、慎重に一つ一つ
確かめながら進めていきましょう。
石橋を2度3度叩いて渡ることをおすすめします。
【体調管理】
風邪やインフルエンザが流行しています。
入試当日に万全の体調で受験会場に行けるように
体調管理は入念にしておきましょう。
早寝、早起き、朝ご飯。
そしてよい睡眠。
皆さんの合格を心から祈っています!!