入試に役立つ理科実験「電流計の使い方」
こんにちは。理科実験教室を担当している望月です。
最近は毎日ひとつ面白いことを探そうと決めて歩いています。
今回は、電流計の話です。
電気回路にどのくらい電流が流れているか、
調べるために使うのが「電流計」です。
便利な器具ですが、使い方をまちがえると意外と簡単にこわれてしまうので、
正しい使い方(つなぎ方)を覚えましょう。
・電流計は、測りたい場所に「直列」でつなぎます。
・乾電池など電源の+極側を、電流計の「+端子」につなぎます。
・-極側は、電流計の「-端子」のうち一番大きい数値(写真だと5A)の端子につなぎます。
写真では、ほとんど針が振れていないので、
「500mA」の端子につなぎかえると、細かな数値まで読み取ることができます。
最近では、「再生可能エネルギー」に注目が集まっていますが、
写真のような太陽電池(光電池)を乾電池の代わりにつないでみると、
同じようにモーターなどを回転させることができます。
どのくらいの電流を発電できているか、
電流計で測ってみると面白そうですね!
これこそSDGs(持続可能な開発目標)に沿った学習になりますね。