受験生の心構えについて
こんにちは。慶林館セントポルタ校高校部の奥山です。
3月も下旬に近づき、今学期も終わりが近づいてきましたね。いよいよ新年度に向かう時期ですが、準備は順調に進んでいますか?
さて、今回は来年度、受験生になる新高3生に向けて心構えを書いていきたく思います。
「受験生」を意識するのは、おそらく一つ上の学年の先輩方の受験時期である1,2月の頃でしょう。ただ、その時期を過ぎると、「まあ、新年度の4月から頑張ろうか」と、少し意識が薄まるようにも感じられます。
ただ、受験は既に始まっています。特に苦手科目を抱える受験生の方にとっては、これからの半年間は重要な時間となります。なぜなら、翌年の1月の受験本番の時期を迎えるにあたり、自由に使える時間が意外と少ないから、なのです。
部活をされている皆さんにとっては、最後の大会を5月末から迎える方が多いと思います。そうすると4月5月の2か月間は、基本的に部活に縛られる毎日であり、自分自身の問題に取り組むことが難しい時期なのです。
また、受験勉強の本番を迎える秋以降(10月から11月)では、対外模試が毎週末に行われることが多く、これまた自分の課題とじっくり向き合う時間がとりづらくなります。
夏休みは当然受験生の皆さんは本格的に勉強に励む時期ですので、早々ライバルと差をつけることは難しいもの。そうすると、自分の苦手科目・分野に時間を費やせるのは、この3月末から4月の新学期が始まる迄の数日間、そして6,7月の2か月間となります。この時期がライバルに実質的な差をつける時期なのです。
毎年受験生の皆さんが声を揃えて語るのが、「時間がある時にもっと対策を立てておくべきだった」との言葉。限りある時間を有効に活用するために、今この時期に苦手分野に取り組んでもらいたいと思います。
もし「まだ自分が何をすべきかわからない」という方、その皆さんには直前の対外模試のグラフを見直して分析を今のうちにしましょう。「自分では分析できない」というのであれば、受験のプロである私達講師陣とともに分析をするのが有効です!
時間は待ってくれません。まずは受験の第一歩を早速踏み出しましょう!