こんにちは。理科実験教室を担当している望月です。
九州もいつのまにか「梅雨開け」したようですが、梅雨の時期に見られる花といえば、

アジサイ（紫陽花）ですね。

写真のような「アジサイの花」をみなさん見たことがあると思いますが、

花は、その中心から
・雌しべ
・雄しべ
・花弁（花びら）
・がく
で、できあがっていますが、

アジサイの花は、このうち「花弁（花びら）がない」花として知られています。
では、写真に見えている花弁のようなものは？

実はこれは「がく（花弁を包むようにある）」が大きく発達して色づいたものです。
その中心にある小さな集合体もアジサイの花で、
これらを目立たせるために変化したのではないかともいわれています。

「アジサイには花びらがないんだって！」と言ったら、
びっくりする人がいるかもしれませんね！