見ようによっては
「いつも元気よく挨拶してくださいます!」
面談でいらっしゃった保護者の方に、
子どもさんの様子をお伝えしたところ、
「それだけが取り柄ですから。」とのこと。
挨拶の苦手な子供さんも多いので、
元気な「こんにちは」は、やはり立派なことだと思うのです。
あんなふうに挨拶できるようになろう!と目指している
子供さんもいるかもしれません。
「愚息」「拙宅」などの言葉からも分かりますが、
「謙遜」は日本人の美徳でもあります。
しかし、時にはほめられたことを
手放しに喜んでも良いかもしれません。
送迎のついでに、時々子供さんの様子を覗いてみてください。
塾で勉強している生徒さんたちは、
よく頑張っています。
大人にはとても真似のできない集中力と忍耐力。
家にいるときとは、様子が違うはずです。
逆に、家での子どもさんの様子を、講師は知りません。
子どもさんの良いところを、ぜひ教えていただきたいです。
短所に思えることも、捉えようによっては長所になります。
「のんびりや」さんは、「あせらない」ので、
まわりをゆったり優しい気持ちにしてくれます。
「恥ずかしがりや」さんは、人見知りの気持ちが分かるので
相手との距離を上手にとってくれたりします。
「ほめるところがないわ・・・」という保護者の方も、
その旨お伝えください。お困りのことにも、良い面が見つかります。
どの子にも「ほめる」ポイントがたくさんありますよ。