プラス20点!
ごきげんよう。別府校高校部 国語科担当の佐藤です。
体育祭や文化祭を終え、3年生はもう、志望校が絞られている頃でしょうか?
1年生は、文・理のコース選択、2年生は、3年生でのコース選択で、
入試に使う科目を選んでいるところでしょうか?
いずれにしても、自分が目指す大学に合格するために、必要な点数を調べて、
どの科目を何点取ればよいか考えて、足りないところがあれば、
埋めていくことになります。
共通テストの国語を200点満点で考えて、1⃣評論・2⃣小説・3⃣古文・4⃣漢文
全て必要な場合を考えてみます。共通テストの目標が、6割だったとして、
120点必要です。各大問50点満点として、30点ずつ取れていれば良い
ということになります。
しかし、まんべんなく、どの分野も6割取れるということは、そうそうないと
思います。国語に苦手意識を持つ人の多くは、現代文の1⃣・2⃣で各40点近く取って、
3⃣・4⃣の古文・漢文・が10点台、20点台で、受験が近くなって、国語の勉強に
焦りを覚えるように思います。100点くらいなら取れるのに、なかなか120点
には手が届かない、という人を多く見かけます。
そこで、足りない残りの20点をどう稼ぐか、ということになります。
手っ取り早い上に確実なのは、古文の文法・漢文の句法を見直すことです。
必ず現代語訳の仕方が決まっていますから、文法・句法の何を聞かれている問題か、
ということに注意を払うのです。
問題の数としては、文法関係は古文・漢文それぞれに2問ずつくらいなものです。
20点足りない、と思うと難しい気がするかもしれませんが、それほど難しい
ことではありません。たった2問ずつ、文法に注意して解きさえすれば、
確実に取れるはずなのです。
少しは、気持ちが楽になりましたか?ものは考えようです。
「できる」と実感したら、自分が思っていいるよりも点数が伸びたりします。
できないはずはないぞと、自分に言い聞かせて、自分を信じてみてください。
一緒に頑張りましょう。