情報収集の”達人”になって楽しく時事問題の勉強をしよう♪
こんにちは、慶林館小学部担当竹中です。
みなさんは、今日のニュースは見ましたか?
テレビや新聞、スマートフォンやタブレット端末など、みなさんの周りにはたくさんの“情報”が詰まっています。
受験生としての心構えというものは、今の時期はなかなか付きづらいですが、受験問題がいつ頃には完成するのかを考えてみて下さい。
受験生は当然ですが、それ以外の学年の方も、次は自分の番だ!と習慣付けをすると、良いでしょう。
九州は梅雨真っ只中ですね。
私の家のベランダにも、雨が多いせいか、謎のキノコが生えてきて恐る恐る処分しました。
平年よりも20日も早い梅雨入りで、急いで衣替えをした人も多いのではないでしょうか。
「梅雨」はみなさんご存知の通り、春から夏に移り変わる際に雨や曇りの日が多くなる6月中旬から始まる雨季のことを指します。梅雨を過ぎたら、いよいよ夏真っ盛りですね。
日本では当たり前のようにどの地域の人も体験する梅雨ですが、梅雨が無いと言われている地域があるのをご存知でしょうか。例えば、北海道です。北海道までは梅雨前線が届かないと言われています。
以下のグラフは、札幌市と大分市の2020年1月から12月の降水量です。(気象庁HPより)
グラフを見て、どんな気づきがありましたか?
札幌市のほうは、冬の雨量が多く、通常だと多いはずの6~7月頃の雨量もあまり多くありません。
8月の降水量が少し多いですが、これは、太平洋高気圧とオホーツク高気圧の影響による豪雨の影響だと考えられます。
大分市のほうは、梅雨の時期の降水量が多いですね。また、この年は9月に近づく台風が多かったことが分かります。台風10号の被害は、記憶に新しいのではないでしょうか。
この、梅雨というテーマだけでも実は4科目の勉強に繋がります。
算数のグラフの読み取りや、社会の地理、理科の知識、そして国語にも繋がっていきます。
なぜならば、これからは総合的に考え、伝える力が必要とされるからです。
資料を見て、読み取り正確に自分の言葉で正しく伝える力です。
普段の授業の際も、「どこが解答のポイントなのかはわかっていて、口頭では伝えられるが、文章にはできない」「鉛筆は動くが、話し言葉で書いてしまう」「聞かれていることの半分しか書かれていない」といった状況が多く見られます。
普段の生活での気づきが、学習に繋がります。
毎日のニュースを1つだけでもいいので、ぜひ家族で共有して話題に挙げて頂ければ嬉しいです。
そのひとつひとつが、みなさんの大切な知識になります!