入試に役立つ理科実験「電磁石」
こんにちは。理科実験教室を担当している望月です。
今回は、入試によく出る「電磁石」についてです。
これは、電磁石の実験としてよく見る写真です。
なぜ、鉄のくぎにエナメル線をまいてコイルをつくり、
電流を流すと、電磁石になるのでしょう?
「導線に電流を流すと、まわりに磁力線(磁力の流れ)が発生する」
これが基本的な考え方です。
くぎのまわりに巻いた線には、赤い線のように電流が流れます。
発生する磁力線は重なり合って強化され「強い磁界」となり、
鉄のくぎを「磁石化」するのです。
そのときコイルのどちら側が「N極」となるかは、右手を使って調べることができます。
・コイルを流れる電流の進み方に、「右手の指をあわせる」。
・親指が向くほうが「N極」。
理科ではこのようないろいろな「法則」がでてきます。
知っておくだけで、一から考えなくてもよいこのような法則は、
過去のたくさんの科学者が見つけてきたものです。
ほかにもあるので調べてみましょう!