大学入試の主な内容について
こんにちは。
慶林館ゆめタウン中津校高校部の月脚です。
今年の夏はオリンピックで盛り上がりましたね。
コロナ感染症対策で無観客での大会となっていましたが、こんな御時世でも多くの喜びや感動を与えてくれました。
慶林館は夏期講習の真っ只中にありますが、夏が終わると高校3年生は、大学入試が差し迫ってきます。今回の記事では、大学入試の受験形式と入試のしくみを中心に簡単に、掻い摘んでお話できればと考えています。高校1,2年生の方々も今後自分が挑む受験について少しでも参考にしていただけたらと思います。
まず、大学入試には大きく、”一般選抜”、”学校推薦型選抜”、”総合型選抜”の3種類の受験方法があります。
”一般選抜”… 学力試験が中心
国公立大… 原則、共通テスト+個別試験(2次試験)での総合判定。
主に、前期試験(2月25日ごろ)、後期試験(3月12日ごろ)の日程があります。
私立大… 多様な入試形式(共通テスト利用型、全学部日程、試験日自由選択制、得意科目重視型など)。
個別試験(筆記試験)が中心で、大学によって入試形態が異なります。
”学校推薦型・総合型選抜”…小論文・面接などで人物評価
学校推薦型… 学校長の推薦が必要。最重要なのは、全体の学業成績の状況にあります。現役生は1年生から3年生前期までの成績が調査書に記入され、出願条件の大きなポイントなります。選考は「書類審査+小論文+面接」が主流となります。
総合型… 学力試験だけでなく、面接・小論文や書類審査、自己PRなどで、受験生の個性や適性、意欲など総合的な人物評価を行う選抜方法です。学校長の推薦を必要としない場合が多い傾向です。また、選考が長期間にわたるため、最終的に不合格になった場合に備え、学校推薦型選抜や一般選抜の準備もしておいたほうがよいです。選考は「書類審査+面接」が中心です。面接・面談では、入学への意欲や目的、自分の将来性や可能性などを十分アピールしましょう。また、小論文が課される場合は志望学部・学科関連のテーマについて、自分の考えや意見を明確に書けるように日頃から練習を積んでおきましょう。
今回は、主な入試形式についての内容でしたが、あくまで最初は自分が行ってみたいと思う大学を見定めることが大事です。
目標が明確であれば、努力する方向性も決まって、達成感が得やすくなります。
この夏を乗り切って、継続して取り組めるようにしましょう!