入試に役立つ理科実験「酸素の性質」
こんにちは。理科実験教室を担当している望月です。
今回は、気体の性質
特に「酸素」についてです。
人間が生きていくにも大切な酸素は、
空気中にどのくらい含まれているでしょうか?
(1)約50%
(2)約20%
(3)約10%
答えは(2)です。意外に少ないですね。
酸素は動物や植物が常におこなっている「呼吸」で、
生きるために必要なエネルギーを生み出すことに使われています。
また、酸素は「ものを燃やすはたらき」があります。
これは酸化(物質が酸素と結びついて酸化物をつくる)の際に、
激しい酸化ほど、光と熱をだす。これを「燃焼」というのです。
空気中ではなく、酸素がもっと濃い中でものを燃やすと?
ガラスびん(集気びん)の中を酸素で満たし、
火のついた線香をいれてみると、火花を散らしながら燃えます。
これは酸素が空気中より濃いためにおこる現象ですね。
他の気体についてもいろいろ調べてみると
興味深い発見があるかもしれません!