入試に役立つ理科実験「花のつくり」
こんにちは。理科実験教室を担当している望月です。
今回の話は、「植物のつくり」についての話です。
「植物のつくり」を観察することは、
・その植物を、どう分類するか。
につながる大切なことです。
写真のようにルーペなどを使って、細かく観察しスケッチして分類に役立てます。
観察するポイントは、
・葉のつくり
・根のつくり
が主ですが、季節によって咲く「花のつくり」を見ることでさらに分類することができます。
種子植物
・・・単子葉植物(葉脈が平行脈、根がひげ根)
・・・双子葉植物(葉脈が網状脈、根が主根・側根)
・・・離弁花(一つ一つの花弁が離れている)
・・・合弁花(花弁がすべてくっついている)
離弁花は、春に咲く「サクラ」をイメージするとよいでしょう。
一枚一枚の花びらが散っていきますね。
合弁花は、夏にさく「アサガオ」。「ユリ」もそうですね。
ヒマワリやキクはどうでしょう?
実はこれらや「タンポポ」などは合弁花です。
花びらのように見える一つ一つが「花」で、よくみると花びらがくっついているのです。
だからヒマワリはたくさんのタネができるのですね!
これはどっちかな?
花を見る時、花弁に注目して見てみましょう!