入試に役立つ理科実験「ろ過による混合物の分離」
こんにちは。理科実験教室を担当している望月です。
今回は、入試によく出る「ろ過」についてです。
ろ過は、
・水に溶けていないもの
・水に溶けたもの(水溶液)
の「混合物」を、分離するための操作です。
こまかな穴があいている「ろ紙」。
その穴より大きな粒(水に溶けていない)は、ろ紙に残り、
水に溶けているもの(水溶液)は、下にでてきます。
この、ろ過された「水溶液」のことを、「ろ液」といいます。
ろ過で気をつけることは、「液をぽたぽた落とさない」ことです。
そのため、
・ガラス棒などを伝わらせてろうとに注ぐ。
・ろうとの足の部分を、下のビーカーの壁にくっつける。
など配慮します。
※図のように棒をあてると、
てこの原理で、ろうとの足が押し当てられます。
反対向きにしてしまうと足が離れてしまいますね。
ろ過は、分離方法の一つです。
他の方法も調べてみるとよいですね。