大分・中津・別府の個別指導

慶林館ブログ

理科実験教室“ラボ・スタジアム”「大気の力」

こんにちは。理科実験教室を担当している望月です。

理科実験では、目に見ることができない
「大気の力」についても実験で確かめていきます。

マグデブルグの半球

写真は、大気圧の実験として有名な、
「マグデブルグの半球」です。

2つのボウルを両手で引っぱっていますが、
全然はずれません。
この「はずれない力」は、大気圧によるものです。

実験の様子

どうしてこのようになるかというと、
・画用紙をドーナツ状に切って水にひたし、2つのボウルの間にはさむ。
・ボウルの中でアルコールを燃やし、もう一つのボウルでふたをする。
・・・こうすることでボウル内の酸素が消費され、中の圧力が小さくなります。

大気圧>中の圧力 となることで、
外から強く押しつけられているいるボウルは、はずれなくなるのですね。

実際の「マグデブルグの半球」実験では、左右から馬で引っぱってもはずれなかったそうです。
そのくらい、「大気の力」は強いのですね。