入試に役立つ理科実験「電流の磁界」
こんにちは。理科実験教室を担当している望月です。
今回は、入試によく出る「電流の磁界」についてです。
写真は、「紙コップスピーカー」です。
イヤホンジャックからつながる線をつなぐと、紙コップの底が「振動」し
音楽などの音が聞こえてきます。
図にすると、
イヤホンジャックからつながる線の中を、
音は「強弱がある電流」として流れています。
この電流がコイルに流れると、
「電流によりコイルに磁界ができる」ことになり、
コイルの磁界 と 永久磁石の磁界 とのあいだで、
反発が起こります。
電流が強い→コイルの磁界が強い→反発が強い
電流が弱い→コイルの磁界が弱い→反発が弱い
となることで、紙コップの底が振動し、音(空気の振動)をつくりだす。
つまり、スピーカーになるのです。
みなさんが使っている「イヤホン」も同じ仕組みですから、
イヤホンの中にも小さなコイルが入っているのです。
不思議ですね!