入試に役立つ理科実験「酸化」
こんにちは。理科実験教室を担当している望月です。
みなさんは身近にある「酸化」と聞くと、どんなイメージがわくでしょうか。
水槽の上で、火花を散らしているのは、実験でつくった「花火」です。
太い糸にのりをつけ、
・鉄の粉
・酸化剤(加熱すると酸素を発生させる薬品)
を混ぜた粉をまぶしたものに火をつけると、
線香花火のように、
パチパチ音と光をだしながら、燃えていきます。
鉄という金属は、
固まりでは火をつけても燃えませんが、
粉の状態だと、まわりの気体とふれる面積が大きく、
酸化(酸素と化合する)しやすくなります。
まして、酸素を発生させる薬品もいっしょなので、
より激しい酸化(燃焼・・・燃える)がおきるわけですね。
こうした、身近な現象がどういうしくみで起こっているか、
興味を持ち、調べていくのも、
科学の勉強ですね。