大分・中津・別府の個別指導

慶林館ブログ

理科実験教室“ラボ・スタジアム”「燃焼」

こんにちは。理科実験教室を担当している望月です。
今回は、
・燃焼
・・・燃えるという現象についてです。

アルミカップの中に、2種類の方法で燃やした、木の棒があります。
燃やした結果
これは、
・直接火をつけて燃やした。(右)
・試験管の中で、空気が限られた状態で蒸し焼きにした。(左)
ものです。

直接火をつけると、木の棒は炎をあげて燃えます。
試験管の中で蒸し焼きにすると、
・白い煙(木ガス)
・・・燃える成分だけでなく一酸化炭素(危険)を含むため十分な換気が必要です。
・粘る濃い液体(木タール)
・透明に近い液体(木酢液)
などが出て、あとに残った黒い物体は、元の棒よりかなり軽くなっています。

これが「木炭」ですね。

木炭をつくるのに、「炭焼き窯」でつくるのはこの実験のように、
空気がたりない状態にするためなのですね!

不完全燃焼は一酸化炭素による中毒をおこす可能性があることもしっかり
理解しておきたいですね。
何が危険か、どうすれば安全かを知ることも、理科実験の大切な目的です。