【高校部】期末テストに向けての勉強法(生物・生物基礎)
11月後半から12月にかけては、多くの高校で期末考査が実施されます。
そのため、今回は「生物・生物基礎」の定期考査対策についてお伝えしていきます。
期末考査でより良い結果を得るためには、普段の授業・課題にきちんと丁寧に取り組むことに加えて
自身の苦手部分を把握し、徹底して復習することが大事です。
テスト前に各科目のおススメの勉強方法についても、ぜひ確認してみてください。
■生物・生物基礎の定期考査対策のポイント
①テスト範囲の教科書・授業プリントをおさらいする
まずは軽く読んで、文章中の太字・強調している部分を中心に頭に入れていきます。
「何が言いたいのかわからない」「どういう仕組みなのかイマイチ理解できていない」部分があれば
参考書・資料集等をチェックしたり、塾の授業で質問して、納得できている状態にしておきましょう。
②用語・語句の徹底
「用語」と「用語の説明」をセットで暗記しましょう。
例:用語「ATP」説明「アデノシン三リン酸。代謝に伴うエネルギーのやり取りを仲介する物質。」
例:ホルモンの「名称」「働き」「内分泌腺」→ 3つをセットで暗記する
暗記できていない部分が多い場合、先に重要用語一覧や一問一答問題集等を用いて、テスト範囲を網羅的に取り組みましょう。
ある程度暗記ができている場合、教科書や資料集を用いれば、関連情報を同時に確認できるためおススメです。
特に生物では教科書に載っているような代表的な「図」「表」をしっかり頭に入れておくことが点数につながるので意識して覚えていきましょう。
③テスト範囲内の問題演習
定期考査では授業で取り組んだ問題が出題されやすい傾向があります。
そのため、一度解いた問題をもう一度、自力で解いてみることは効果的です。
その際、問題文を読んだだけでは解けない問題があれば、ヒントとして教科書・参考書をすぐに確認するようにしてみてください。
「ヒント無しで最後まで解けた問題」は問題文中の数字や設定を変更されても解けそうかどうかを確認しておきましょう。
「ヒント有りで解けた問題」ヒントの内容がまだ覚えていない部分に当たるので、覚えておきましょう。
「ヒントがあっても解けない問題」根本的に理解できていない部分があるので、塾の授業の中で解消しておきましょう。
④共通テスト・二次試験レベルの問題や実力問題が出題される場合
上記の①~③をこなしたうえで、共通テスト過去問や二次試験問題に取り組んでみましょう。
解答・解説を隅々まで読み込み、疑問が生じたらすぐに質問等をして解消することを心掛けて下さい。
特に実験考察問題は読解力や応用力を要するので、量をこなして慣れていきましょう。
生物・生物基礎は暗記部分も多いですが、仕組みや関連性を理解していないと解きづらくなる問題も多くあります。
期末考査までに塾の授業や自習での学習計画をしっかり立てて、良い成績をとれるよう頑張りましょう!