大掃除をしましょう!!
こんにちは。
慶林館小学部の佐々木です。
多くの小学校では今日が二学期の終業式でした。
明日からは冬休みですね。
しかも今年は曜日の関係で、
冬休みが例年より3日も長いのです!
さて、年末といえば、大掃除ですよね。
早いご家庭ではもう終わらせたところもあると思います。
自分の机の周りや、部屋の掃除は終わりましたか?
さて、この年末の大掃除はいつから始まったのでしょうか?
大掃除の始まりは平安時代だといわれています。
平安時代の宮中(天皇の住まい)では12月に、
一年の煤を払い神様を迎えるという行事が行われていました。
この行事を煤払い(すすはらい)と呼び、
現在の大掃除の由来となっています。
なぜ年末に煤払いをする必要があったのでしょうか?
それはお正月の神様である「歳神様」を迎えるためです。
歳神様は新年に来てくれる幸せの神様といわれており、
失礼がないために家の中を清める必要があるとされています。
そのため年末に大掃除をして、
家をきれいにする必要があるわけです。
つまり、大掃除というのは、
新年に歳神様を迎える準備であるということです。
※お正月に鏡餅や門松を飾るのも、
歳神様を迎えるためだといわれています。
ただし!大掃除をしてはいけない日というのもあります。
それは、12月29日と31日です。
12月29日は9を含むことから「苦」を連想させること、
12月31日は歳神様を迎える日である大みそかに、
バタバタと掃除するのが神様に失礼に当たることが理由です。
その日は避けて大掃除するようにしましょう。
※上の二日に正月の飾りをするのもNGだと言われています。
ぜひ来年をいい年にするためにも、
年末の大掃除をしっかりと行って新しい年を迎えましょう。