大分・中津・別府の個別指導

慶林館ブログ

高校部だより 001

みなさん、こんにちは!!
はじめまして!! 慶林館大分セントポルタ校・高校部・英語担当の大塚広一郎です!!

今回のブログから、毎回高校部のブログ更新を担当いたします。
個人的には、ブログなど全く不慣れなのですが、、、あたふた頑張っていきますので、どうかゆる~く、長~い目でお付き合い下さい。

さてさて、私の記念すべき「第一回」の高校部ブログの更新ですが、、、
入試情報や英語に関する情報など、たくさん、詳細にお知らせするような内容も考えてはみたのですが、、、
あまり堅苦しくな方がいいかなと思って。できれば、みなさんが「興味はあっても、なかなか出会う機会がない」、日々の教室での授業の中で気付いたことや、驚いたこと、面白かったこと、感動したこと、などなど、、、「慶林館セントポルタ大分校高校部」の生の情報をお知らせしていけたらなぁと思います!!

と、前置きはここまでにして、、、
先日、高校部の教室授業中、、、高3のある生徒からこんな相談がありました。
「先生、やっぱり長文が読めないのは語彙力がないからだとおもうんですが、どうやったら語彙力が上がりますか?」
高3のこの時期に、この相談があること自体、彼がどれほど深刻に悩んでいるかが十分に伝わってきました。

確かに語彙力を上げることについては、私たち講師の立場からしても、生徒一人ひとりに適した学習方法を日々模索しているほど、効率的に学習をするのは難しいことです。正直、生徒の「根気」や「やる気」に頼る講師も多いのが現実ではないでしょうか? 

さて、お話を先ほどの高3の彼に戻しますが、、、
私が彼に提案した内容といえば、みなさんガッカリされるかもしれませんが、、、やはり「単語小テスト」です。

「よし! じゃあ来週から単語集を使って、毎週単語の小テストをしよう!」

ただし、私が彼に提案した単語テストはちょっと特殊な形でした。
通常、高校での単語テスト(授業開始時や朝学習の時間にする高校が多いようですが)は、毎回単語テストの「範囲」が決まっています。そしてその回の小テストが終われば、「次の範囲」に進みます。

しかし、私が彼に提案した単語テストは「蓄積型」の小テストでした。
例えば今回のテスト範囲が1~100だとすれば、合格後の次のテスト範囲は101~200ではなく、「1~200」となります。こうやって、毎回小テスト合格後に次の範囲を足すようにして蓄積して学習していけば、ゴールに着いた時、真の意味で「定着した」と言えるのではないでしょうか?

でも、、、このやり方で単語の学習をされた方も多いとは思いますが、、、いや~これが本当にツライ!!
最初のほうはあまり苦労もなく進んでいくのですが、、、ある程度範囲が大きくなると、一向に小テストで合格する気がしなくなりますよね~。当然私もその経験者なので、その苦労たるや、範囲が単語1000個を越えたあたりからまさに地獄だったのを覚えています。

高3の彼にも、その苦労について十分説明して、彼に残された受験までの時間を考えたら、「蓄積型」はある意味、賭けになるので無理強いはしませんでした。

すると、、、なんと彼の口からは

「蓄積型の単語テストでお願いします!」

との力強い言葉が!!

その言葉にも感動しましたが、さらに次に彼の口から出た言葉に、私は本当に感心しました。

「自分に残された時間は確かに少ないですけど、僕は今この時期に厳しい選択肢を選ばずに、楽な方を選ぶほど弱い人間じゃありませんよ」

そんな言葉を、笑顔でサラッと言う彼なら、必ずゴールにたどり着けると信じています。
彼にとっては何気ない言葉でも、私はものすごく力をもらいました。絶対に蓄積型で1000個覚えるぞー!!

これからも、高校部教室で出会ったいろんなお話をアップし続けていこうと思いますので、みなさん、ゆる~くお付き合い下さい!!

~高校部からのお知らせ~

11月末から各高校では2学期期末考査が始まります。
高校部の「冬講」は、期末前から始まります!!
期末考査で結果を出したいなら、冬期講習のお申し込みはお早めに!!